ソノスのCEOであるトム・コンラッド氏は、噂されていたストリーマー「Pinewood」が製品化に至らなかった理由を発表しました。もし製品化されていたとしても、価格は4倍になる見込みだったということです。
ブルームバーグのインタビューで、コンラッド氏は過去数年間の困難な状況を経たソノスの現状について語りました。特に、アプリの不具合によりスピーカーや他の製品に問題が発生したことが指摘されています。
ソノスはかつて「Pinewood」と呼ばれるプロジェクトを進めていました。これはApple TVやGoogle Chromecastと競合する予定で、独自のエコシステム内でのストリーミング体験を提供することを目指していました。
コンラッド氏によれば、ソノスはこのストリーマープロジェクトを解体する決定を下しました。新しいチームが簡素化されたソフトウェアとハードウェアに注力し、品質向上を図る方針です。
「Pinewood」は発売日が設定されていましたが、人員不足が原因で実現しなかったとしています。コンラッド氏は、十分なスタッフがいたとしても、現在までには発売されていなかったと述べています。
このプロジェクトは2025年初頭に報じられ、価格は200ドルから400ドル(約3万1000円から6万2000円)とされていました。これに対して、Google TVストリーマー(4K)は99ドル(約1万5000円)、Nvidia Shield 4Kは199ドル(約3万1000円)で発売されていました。
「Pinewood」は、ソノスのスピーカーやサウンドバーとケーブルなしで連携し、eARCデバイスとしてコンソールや他のデバイスから信号を送信する機能が噂されていました。ソノスは大きな期待を寄せていたようです。
トム・コンラッド氏がCEOに就任した後、このプロジェクトは中止されることになりました。新たなソフトウェアプロジェクトを開始することは選択肢から外れ、会社として「期待をリセット」する方針です。コンラッド氏は「うまく実行すること」が目標であったため、前進しない決断をしたとしています。
最近、ソノスは新たな300ドル(約4万6000円)のポータブルスピーカーを発表しました。これはストリーミングデバイスではありませんが、同社の製品ラインにうまく合致しているようです。
