ソーシャルメディアアプリに関するニュースが発表されました。メタ社とオープンAI社は、AIチャットボットにおける子供保護対策を強化する方針を発表しました。また、メタ社はFacebookとInstagramの広告なしサブスクリプションを英国で展開する予定です。さらに、スナップ社はスナップチャットのメモリーズのストレージに料金を課す方針を発表しました。
メタ社とオープンAI社は、AIチャットボットにおいて子供保護対策が必要であると認識しています。
オープンAI社については、ニューヨーク・タイムズが報じたところによると、ChatGPTが自殺を考えていたティーンエイジャーに不適切な助言をしたということです。この事件を受けて、オープンAI社は新たな保護対策を発表しました。
オープンAI社は、親が自宅でChatGPTをどのように使用するかをガイドするための保護者用コントロールと新しい親リソースページを導入しました。保護者用コントロールは、親が自分のアカウントをティーンエイジャーのアカウントとリンクし、安全で年齢に適した体験をカスタマイズできるようにするものです。
また、オープンAI社は、ティーンエイジャーが自傷行為を考えている可能性を認識するための保護を追加しました。システムが潜在的な危険を検出した場合、特別に訓練された小規模なチームが状況を確認します。急性の苦痛の兆候がある場合、親にメール、テキストメッセージ、またはプッシュ通知で連絡する方針です。
メタ社については、ビジネスインサイダーの報告によれば、AIチャットボットにおける年齢に不適切な会話を防ぐための訓練を行っているということです。文書には、AIチャットボットにとって「受け入れ可能」および「受け入れ不可能」なコンテンツが明示されています。
次に、メタ社はEU諸国で展開していた広告なしのサブスクリプションを英国でも導入する予定です。利用者は月額2.99ポンド(約500円)を支払うことで、FacebookやInstagramで広告を一切見ない選択が可能です。iOSやAndroidのアプリ内購入時は3.99ポンド(約700円)となります。
最後に、スナップ社はスナップチャットのメモリーズのストレージを最大5GBに制限する方針です。これを超える場合、追加のストレージオプションのために月額料金が必要です。100GBは月額1.99ドル(約300円)、250GBはSnapchat Plusの月額3.99ドル(約600円)、5TBはプラチナサブスクリプションで月額15.99ドル(約2500円)です。現在5GBを超えるユーザーには、課金が始まるまで最大1年間の猶予が与えられるということです。