チポロは、AndroidのFind Hubネットワークに対応した新型トラッカー「ループ」と「カード」を発表しました。これらの製品は、従来のバッテリーオプションに代わって充電式バッテリーを採用したということです。
一般的に、アイテムトラッカーは三つのバッテリー方式を取っています。一部は数ヶ月から1年程度で交換が必要なコイン型電池を使用しています。また、チポロの旧型カードトラッカーのように、交換不可能な内蔵バッテリーを使用するものもあり、これらは約1年でトラッカー全体を交換する必要がありました。
このような背景から、充電式バッテリーの採用が注目されています。新型「ループ」と「カード」トラッカーは、チポロの主要ラインナップにおいて充電式バッテリーを採用する方針です。ただし、4月に発売された「ポップ」は引き続きコイン型電池を使用しています。
これらの新製品は、AndroidのFind HubとAppleのFind Myネットワークのいずれか一方で動作し、リサイクルプラスチックを使用して製造されています。
「チポロ ループ」は、内蔵のキーリングアタッチメントを備え、6色のバリエーションで提供され、USB-Cで充電されます。「チポロ カード」は黒のみで提供され、Qiワイヤレス充電器で充電されます。バッテリー寿命は約6ヶ月で、Bluetoothの範囲は約120メートルということです。
チポロの説明によりますと、「ループ」はマットなテクスチャーと光沢のあるセンターを対比させた洗練されたデザインを特徴としています。新しい柔軟なシリコンループにより、日常の必需品に簡単に取り付けられ、改良された防水・防塵性能で冒険にも対応できるとしています。
「チポロ カード」は、薄型でありながら強力な音を発するカードサイズのトラッカーで、財布にスムーズに収まるよう設計されています。マットなテクスチャーと光沢のあるボタンが特徴で、ダブルプレスで電話を簡単に見つけることができます。大きな音量と側面コーナーに配置されたスピーカーにより、アイテムの迅速な発見が可能です。
これらの新しいトラッカーは、本日より3,900円(約6,000円)で販売開始されます。