テック創業者のイーサン・アガルワル氏が2026年のカリフォルニア州知事選に出馬することを発表しました。アクシオスの報道によりますと、アガルワル氏は民主党員でありながら資本主義を信じているということです。
アガルワル氏は、カリフォルニア州での生活費やビジネスコストの上昇を主な懸念事項として挙げており、これが住民の移転や映画制作などの機会の減少につながっているとしています。
アガルワル氏はアクシオスに対し、「カリフォルニア州は他の候補者にはないビジネスとテクノロジーの知識を活用して問題を解決する必要がある」と述べました。
アガルワル氏は以前、フィンテックスタートアップ「ザ・コテリー」を共同創業し、ベンチャーキャピタルから約80億円(約124億円)を調達したとされています。今年初めにその資産が売却されました。また、音声中心のフィットネスアプリ「アプティブ」も共同創業し、約61億円(約94億円)を調達した後、ピアヘルスラボに売却されたと報じられています。
アガルワル氏は既に選挙資金集めのイベントを計画しており、ホストにはドアダッシュ共同創業者のスタンリー・タン氏やYコンビネータのプレジデントであるギャリー・タン氏が含まれています。ギャリー・タン氏は自身のベンチャーファーム「イニシャライズド・キャピタル」を通じてザ・コテリーに投資したとされています。
アガルワル氏は既にLinkedInのプロフィールを更新し、「州知事候補」としての最新の役職を掲載しています。