ディズニーとGoogleの間で続く対立により、Google PlayとYouTubeがMovies Anywhereから離脱したと発表しました。Movies Anywhereは、複数のプラットフォームでデジタルライブラリを同期できるプログラムです。
この発表は、ディズニー所有のチャンネルがYouTube TVから撤退したことと時期を同じくしており、契約上の問題が背景にあるとみられています。Movies Anywhereはソニー、ユニバーサル、ワーナー・ブラザースなどのスタジオが参加していますが、ディズニーが所有しています。
既にGoogle PlayとMovies Anywhereを同期しているユーザーは、現時点ではコレクションが消えることはないということです。ただし、新しい購入は同期されないことが確認されています。Amazonプライム・ビデオやApple TVを通じてMovies Anywhereのライブラリにアクセスすることは可能です。
この状況が一時的なものであるかどうかは明らかではなく、Googleがサポートサービスのリストに戻らない限り、将来的にはPlayライブラリにコレクションが表示されなくなる可能性があります。
ディズニーとGoogleが将来的に合意に達し、以前の状態に戻ることを期待する声もありますが、現時点では交渉が再開される見込みは立っていないということです。
