アメリカの動画配信サービス大手「ディズニープラス」が、一部のコンテンツを無料で視聴できる新たなプランの導入を検討していることが明らかになりました。
アメリカの経済メディア「ビジネス・インサイダー」の報道によりますと、ディズニーの製品・技術部門の責任者であるアダム・スミス氏が、社内の対話集会において無料コンテンツを提供する可能性について言及したということです。対象となる番組や映画、またサービスの開始時期については明らかになっていません。
ディズニーが無料コンテンツの展開を検討する背景には、視聴者の時間を奪い合っている「YouTube」などの無料動画サービスに対抗するねらいがあるとしています。
現在、動画配信の大手各社が利用料金の引き上げを続けるなか、消費者の間では広告付きの無料サービスを利用する傾向が強まっています。調査会社ニールセンのデータによりますと、アメリカのテレビ視聴時間に占める無料動画配信サービスの割合は、2024年4月時点の12.7%から年々増加傾向にあるということです。
ディズニーは、一部のコンテンツを無料で提供することで、競合する「ネットフリックス」や「アマゾンプライム」との差別化を図る方針です。動画配信サービスをめぐっては、「アップルTVプラス」や「パラマウントプラス」が、すでに未加入者に対しても一部の作品を無料で公開する取り組みを始めています。
