デトロイトに拠点を置くスタートアップ企業、パール・エジソンは、公共事業と協力して住宅のエネルギー効率化を図る方針を発表しました。この取り組みにより、住宅の改修費用を抑えることが可能になるということです。
多くのスタートアップ企業が、太陽光パネルの設置やガス暖房の熱ポンプへの交換など、住宅の電化プロジェクトを支援しています。しかし、顧客獲得のコストが大きな課題となっています。
パール・エジソンは、公共事業のブランド力と信頼を活用することで、この問題を解決できると考えています。同社の共同創設者兼CEOであるエヴァン・アンダーソン氏は、テッククランチに対し、「公共事業のブランド力と信頼を活用しています」と述べています。
投資家もこのアイデアに賛同しており、デトロイトを拠点とするこのスタートアップは、ニューシステムベンチャーズとコモンウィールベンチャーズから3.3百万ドル(約5億1000万円)のシードラウンド資金を調達したと発表しました。ライトバンクとニューラブも参加しています。
パール・エジソンは、公共事業と協力して、熱ポンプや追加の断熱材を含むエネルギー改修プロジェクトの恩恵を受けやすい顧客を特定しています。そして、公共事業者向けにホワイトラベルのウェブサイトを構築し、エネルギー効率化アップグレードに人々を登録するキャンペーンを実施しています。
同社は、さまざまなデータソースを活用して作業を設計し、顧客に対して価格を保証しています。ソフトウェアが設計の初稿を作成した後、現地での確認を行い、最終的な設計を確定します。
その後、認定された請負業者に作業を依頼し、インストールを完了します。パール・エジソンは、インストール自体から利益を得る仕組みで、これらの作業の大半が見積もりよりも低コストで済むと見込んでいます。エヴァン・アンダーソン氏は、インストール業者が顧客獲得に時間を浪費しないため、住宅所有者も費用を節約できると述べています。
すでに、ミシガン州のDTエナジーやピッツバーグ地域のデューケイン・ライト、ミシガン州アナーバー市とプログラムを展開しています。同社は、今年中にさらに2つの公共事業者と連携する予定です。
アンダーソン氏は、「これらの公共事業者は良いパートナーであることが分かりました」と述べています。
