アメリカのIT大手デル(Dell)は、家電見本市「IFA」において、新型ノートパソコン「14S」を発表しました。アップルの「MacBook Neo」に対抗する製品として、より低価格で市場に投入する方針を示したということです。
アップルの「MacBook Neo」は、高い品質と手頃な価格設定により市場で人気を集めていますが、最近の部品価格の高騰を受けて価格が上昇傾向にあります。これに対し、デルは新型「14S」を学生や日常的な利用を想定した「手頃な価格のノートパソコン」と位置づけ、シェアの拡大を狙う方針です。
発表された新型「14S」は、アルミニウム製の筐体を採用し、最大21時間のバッテリー駆動が可能だとしています。プロセッサーにはインテルの「Core Ultra 3」または「Core Ultra 5」を搭載しています。画面は縦横比16対10で、リフレッシュレートは60ヘルツと120ヘルツの選択肢が用意されているということです。また、2つのUSB-Cポート、HDMIポート、ヘッドホン端子を備えています。
本体の重さは約2.5ポンド(約1.1キログラム)で、厚さはわずか13.5ミリメートルとしています。
デルは公式ブログの質疑応答において、この製品をアップルの「MacBook Neo」に対する「魅力的な選択肢」として位置づけています。具体的な販売価格は現時点で公表されていませんが、すでに699ドル(約10万8000円)から販売されている同社の「XPS 13」よりも安価になることを示唆しており、「MacBook Neo」を下回る価格設定になる可能性が高いとみられています。
新型「14S」は、アメリカ国内で今秋に発売される予定です。各市場での販売価格は発売時期が近づいた段階で発表されるということです。デルは、「XPS 13を補完し、世界中の学生や若者が手にしやすい製品として設計しており、各地域の価格設定にもその方針を反映させる」としています。
なお、デルは今年初めにもクリエイター向けとして同名の「14S」というノートパソコンを発売しています。今回発表された新しいモデルについては、日常的な処理能力、長時間のバッテリー駆動、携帯性、多彩なデザイン、そして購入しやすい価格を優先した製品であると説明しています。
