「Google TV」搭載の映像配信機器などを展開する家電ブランド「トムソン(Thomson)」は、ヨーロッパにおけるライセンス事業者が破産を申請したことに伴い、同地域での製品販売を一時停止していると発表しました。
海外メディアの報道によりますと、ヨーロッパでトムソンブランドの機器の製造・販売を独占的に手がけていた企業「ストリームビュー(StreamView)」が破産を申請したということです。同社は3660万ユーロ(約60億3900万円)の負債を抱えており、事業を停止する見通しです。
これにより、トムソンは主要市場であるヨーロッパにおいて、製品を販売できない状況に陥っています。
ブランド側は今後の対応について、「ヨーロッパでの事業を継続するため、新たな提携先を探している」としています。また、「新たなパートナーが決定するまでの間、アフターサービスを維持し、顧客への影響を最小限に抑えるために全力を尽くす」という方針を示しています。
トムソンは昨年、グーグル(Google)の小型配信機器「クロームキャスト(Chromecast)」に似た形状の端末を発売し、注目を集めていました。このほかにも、大容量の記憶装置や高性能な処理チップを搭載した独自の「Google TV」対応機器をヨーロッパ市場向けに展開していました。
トムソンブランドの事業自体が終了するわけではなく、現在は一時的な休止状態にあるということです。
