アメリカのNASA=航空宇宙局は、有人月飛行ミッション「アルテミス2」において、宇宙船「オリオン」の船内からスマートフォン(iPhone)で撮影された映像を公式SNSで公開したと発表しました。
公開された映像は、ミッションの飛行2日目にクリスティーナ・コック宇宙飛行士によって撮影されたものです。映像では、地球に反射した太陽光である「地球照(ちきゅうしょう)」によって、コック飛行士の顔が明るく照らし出されている様子が確認できるということです。
その後、カメラの向きが窓の外に向けられ、暗闇の中に浮かぶ地球の姿が映し出されています。窓ガラスには、撮影に使用されたスマートフォンの反射もわずかに確認できます。
NASAによりますと、この映像が撮影された際、宇宙船オリオンは地球からおよそ5万4500キロメートル離れた位置を飛行していたということです。
アルテミス2ミッションでは、乗組員が市販のスマートフォンを使用して写真や映像を記録しています。NASAはこうした取り組みを通じて、宇宙空間における貴重な記録を広く一般に共有していく方針です。
