ナッシングは、最新のスマートフォン「Phone(3)」を発表しました。この製品は、サムスンやアップルの製品と競争することを目指しており、価格は799ドル(約12万4000円)です。
ナッシングは、設立から5年のベンチャー企業であり、デザインとソフトウェアに重点を置いています。透明なデザインが特徴で、多くの注目を集めています。
Phone(3)は、背面に非対称なデザインを採用しており、カメラモジュールの配置が特徴的です。インターネット上では賛否両論の意見が見られますが、このデザインを受け入れられるかどうかが評価の分かれ目となっています。
また、以前のモデルで採用されていたLEDアレンジメントは廃止され、新たに「Glyph Matrix」という円形のセカンドスクリーンが搭載されました。このスクリーンは時間やバッテリー残量などの基本情報を表示します。
Phone(3)は、Snapdragon 8s Gen 4プロセッサを搭載し、6.67インチのAMOLEDスクリーンを持っています。カメラは3つの50メガピクセルカメラを備え、さまざまな撮影シーンに対応しています。
バッテリー容量は5150mAhで、65Wの有線充電と15Wのワイヤレス充電に対応しています。さらに、カスタマイズ可能なハードウェアキー「Essential Key」が搭載され、AIを活用した検索機能も提供されています。
ナッシングは、このスマートフォンを通じてAI技術を活用し、ユーザーにとって有用な機能を提供する方針です。CEOのカール・ペイ氏は、AI機能を通じてユーザーの創造性を高めることを目指していると述べています。
この製品は、ナッシングのウェブサイトやアマゾンを通じて販売され、価格は799ドル(約12万4000円)です。インド市場では79,999ルピーから販売されており、価格面での競争力が注目されています。
ナッシングは、サムスンやアップルに対抗することを目指していますが、現時点ではそれらの製品に対する良い代替品としての位置づけです。