イギリスのIT企業「Nothing」は、自社のスマートフォン向けに、AI(人工知能)を活用して音声入力機能を大幅に向上させる新たな機能「Essential Voice」の提供を開始したと発表しました。
発表によりますと、「Essential Voice」は同社のスマートフォンにおける音声入力の利便性を高めるための機能です。文字入力用のキーボード、または専用の「Essential Key」から起動して利用できるということです。
具体的な機能として、音声から不要な言葉(フィラー)を自動的に削除してテキスト化するほか、100の言語を自動で認識できるとしています。また、「これをスペイン語に翻訳して」と音声で指示するだけで、文章の翻訳が行われるということです。
さらに、「自分のメールアドレスに送信」と指示すると自動でアドレスが入力されたり、飲食店の名前を挙げるとAIが自動的にその住所を追加したりするなど、高度なコマンド操作にも対応しているということです。他社製の類似アプリに見られる機能を、システムに標準で組み込んだ点が特徴とみられています。
同社は、この機能を自社のスマートフォン「Phone (3)」および「Phone (4a) Pro」向けに今月下旬から提供を始める方針です。また、「Phone (4a)」向けにも5月上旬に提供を開始するとしています。同社としては、AI技術の統合を一段と進めることで、ユーザー体験のさらなる向上を図るねらいがあるものとみられます。
