ナッシングは2025年のラインアップに新たに「Phone (3a) Lite」を加えると発表しました。このスマートフォンは、既存のCMF Phone 2 Proを基にしたもので、価格は249ユーロ(約4万1000円)です。
Phone (3a) Liteは、MediaTek Dimensity 7300 Proチップセット、6.77インチFHD+ AMOLEDディスプレイ、8GBのRAM、5000mAhのバッテリー、50MPの広角カメラ、50MPの望遠カメラ、8MPの超広角カメラを搭載しています。ナッシングは、このモデルに対し3年間の主要なAndroid OSアップデートと6年間のセキュリティパッチを提供する方針です。また、Android 16のアップデートは来年初めに予定されています。
デザイン面では、CMFのカラフルなプラスチック製の背面をガラス製に変更し、ナッシングの特徴であるGlyph Lightを右下に一つ配置するデザインが採用されています。カメラの配置はCMF Phone 2 Proと同じですが、スタイリングはPhone 3に合わせたものとなっています。
このスマートフォンは、EU、英国、中東・アフリカ、東アジア、東南アジアで発売される予定です。なお、アメリカでの販売は行われません。
また、コスト削減の一環として、Instagram、Facebook、TikTokのアプリがプリインストールされており、「Lock Glimpse」というロック画面に広告を表示するサービスも初めて搭載されています。この機能は設定メニューで無効にすることが可能です。
ナッシングはこのような設計により、低価格での提供を目指しているということです。
