イギリスのIT企業「Nothing」は、端末間でファイルを共有する新しいアプリ「Nothing Warp」について、一時的な公開停止を経て、提供を再開したと発表しました。
「Nothing Warp」は、アップル社の「AirDrop」のようなファイル共有機能の代替として開発されたものです。「Googleドライブ」を中継地点として利用し、異なる端末間でファイルを共有する仕組みとなっています。しかし、先週の発表からわずか数時間後に、アプリの公開や関連する発表が突然取り下げられていました。
Nothing社は声明を出し、公開を一時停止した理由について「初期リリース後に製品の微調整を行うためだった」と説明しています。また、アプリはGoogleのシステム基盤上に構築されており、ユーザーのデータを直接処理することはないとして、「セキュリティーやプライバシーに関する懸念はない」と強調しています。
現在、パソコン向けの「Chrome拡張機能」は再び公開されています。一方で、スマートフォン向けのAndroid版アプリは「Google Play」ストアには復帰しておらず、Nothing社の公式ウェブサイトから専用ファイルを直接ダウンロードしてインストールする形式でのみ提供されているということです。
同社は現在、このアプリを「コミュニティ向けのベータ版(試作版)」と位置づけています。利用者に試験的な使用を促し、広く意見を集めながら今後の製品開発に生かしていく方針です。
