ナッシング社は、今週新型スマートフォン「Phone (3a) Lite」を発表するにあたり、選択されたデバイスにプリインストールアプリとロックスクリーン広告を導入する方針を発表しました。
ナッシングOSは、クリーンで不要なソフトウェアがないことで評価されてきましたが、今後はそれが変わるということです。先週静かにリリースされた「ロックグリンプス」機能により、ロックスクリーン広告がデフォルトでオフの状態で提供されることが確認されました。
ナッシング社は、特定の「非フラッグシップ」デバイスにおいて、ロックグリンプスを提供し、さらに一部のデバイスにはプリインストールアプリを導入する方針です。これにより、ナッシングPhoneのハードウェアコストを補助することが目的とされています。
ナッシング社は次のように説明しています。「新規参入者にとって最大の課題の一つは、BOM(部品表)コストを管理することです。これは既存の大手企業よりも高いです。さらに、多くのブランドはソフトウェアベースの収益源を持っており、その中でも最も直接的なのがプリインストールされたパートナーアプリやサービスです。これは、サムスンのような既存のブランドも採用している一般的なアプローチです。」
今後、特定の非フラッグシップデバイスでは、ナッシングOSの体験を損なわないように慎重に選ばれたサードパーティのパートナーアプリやサービスを含める方針です。これらは、インスタグラムのように多くの人が初日にインストールするアプリで、ランダムではありません。人気のプラットフォームと提携し、カメラ機能の向上や共有機能の強化など、場合によってはパフォーマンスを向上させることができるということです。
さらに、ナッシング社は「パートナーアプリを最小限にし、簡単に削除できるようにする」「プリインストールされた内容について事前に説明する」「ロックグリンプスなどの機能について完全なコントロールを提供する」と約束しています。
そして、ナッシングPhone (3a) Liteが今週後半に発売されることが明らかになりました。ここ数週間、このデバイスについての噂がありましたが、発売前に詳細が漏れることが少ない例です。名前から低価格のスマートフォンであることが示唆されていますが、正確な詳細はまだ明らかにされていません。ティーザーでは、10月29日に発売されることが示され、デザインにはグリフの一部、すなわち少なくとも1つの小さなLEDが含まれることがほのめかされています。
このデバイスがナッシングの新しい変更を含むかどうかは不明ですが、タイミングから見てその可能性があるということです。
