TikTokの親会社であるバイトダンスは、米国ユーザー向けに新しいバージョンの動画編集アプリ「CapCut」を導入する計画を発表しました。これは、Business Insiderの報道によるものです。
米国向けアプリの導入は、2024年に発効する法律に対応するための広範な計画の一環とみられています。この法律は、バイトダンスに対してTikTokおよびその他の米国資産からの撤退を求めており、これに従わない場合は米国での事業停止を余儀なくされる可能性があるということです。
また、バイトダンスは、TikTokの米国ユーザー向けの新バージョンを開発中であり、投資家グループへのアプリ売却を見据えているとしています。
CapCutは、Google Playストアで10億回以上ダウンロードされており、iOSの米国App StoreでもInstagramやYouTubeを抑えてトップの動画アプリとしてランクインしています。
なお、バイトダンスが他のサービスであるLemon8やGauthに関しても米国向けアプリを開発する計画があるかどうかは、現時点では不明です。