アメリカのゲーム会社「Valve(バルブ)」は、Android向けのゲームをLinux(リナックス)や自社のプラットフォーム「Steam」で動作させるためのツール「Lepton(レプトン)」を、オープンソースとして公開したと発表しました。
Valveによりますと、このツールはソフトウェア開発のプラットフォーム「GitHub」上で公開されています。主に開発者が、Android専用のゲームを同社の新しいVR(仮想現実)端末「Steam Frame」に移植する目的で提供されているということです。
同社は「Lepton」について、ゲーム開発者がAndroid向けのVRゲームを「Steam Frame」向けに展開しやすくするための戦略的なツールだとしています。その他の用途にも利用可能ですが、開発の主眼ではないため動作の最適化は保証していないということです。また、一般の利用者はSteamのクライアントソフトに組み込まれた機能を使用することが推奨されるとしています。
アメリカのIT系メディアによりますと、一部の開発者はすでにこのツールを活用し、Androidを搭載している「Meta Quest(メタ・クエスト)」向けのゲームを「Steam Frame」に移植する取り組みを始めているということです。
「Steam Frame」は今週正式に発表された、クアルコムの半導体「スナップドラゴン」を搭載した新型VR端末です。価格は1059ドル(日本円で約16万4000円)で、現在は予約待ちの受け付けが行われているということです。
