IT大手グーグルが展開する最新スマートフォン「Pixel 11 Pro」シリーズについて、新たに搭載されたカメラ用フラッシュ機能「HiLight」の影響により、懐中電灯(フラッシュライト)機能の性能が従来モデルより低下しているという検証結果を、専門メディアが発表しました。
スマートフォンの背面に搭載されているLEDは、主にカメラのフラッシュとして設計されていますが、一時的に暗所を照らす懐中電灯としても広く利用されています。専門メディアの検証によりますと、「Pixel 11 Pro」シリーズ(Pro、XL、Fold)では、この懐中電灯機能の明るさが過去のモデルや他社製品と比較して著しく低下しているということです。
検証を行った専門家によりますと、夜間に室内を照らそうとした際、端末から少し離れただけで光が届かなくなり、実用性に欠ける状態だったとしています。この原因として、新たに採用された「HiLight」機能向けの光拡散器(ディフューザー)が影響している可能性が高いと指摘されています。
一方で、カメラのフラッシュとして使用した場合は、光が柔らかくなり、色温度も温かみのある仕上がりになるということです。グーグルとしては、写真撮影における画質の向上を優先する設計方針をとったものとみられます。
しかし、前世代の「Pixel 10 Pro XL」や、アップルの「iPhone 15 Pro」、サムスンの「Galaxy Z Fold 7」と比較したテストでは、「Pixel 11 Pro XL」の光量が最も弱いことが確認されました。専門メディアは、日常的な利便性が損なわれているとして、他社製品から乗り換えた利用者が不満を抱く可能性があると指摘しています。