アメリカのIT大手グーグルは、最新スマートフォン「Pixel 11」のカメラ機能において、すべての撮影スタイル(ルック)を標準設定として保存できる機能が備わっていると発表しました。
「Pixel 11」シリーズは、カメラの画像処理において従来のHDR(ハイダイナミックレンジ)を重視する方針から大きく転換したとしています。これまで、標準設定として保存できる撮影スタイルは一部に限られているとみられていましたが、実際にはすべてのスタイルを標準として設定できるということです。
グーグルの担当者によりますと、「オリジナル」「ナチュラル」「シャドウ」「バニラ」といった4つの基本スタイルだけでなく、「ベルベット」「クラシック」「デジ」などの独自スタイルも標準設定として保存できるとしています。
具体的な設定手順としては、カメラアプリの左下にある設定アイコンをタップし、右上のメニューアイコンを開きます。その後、写真メニューの項目から「選択したルックを常に使用する」という設定を有効にするということです。
この設定を有効にすると、アプリを閉じた後も選択したスタイルが維持されます。独自のスタイルを標準設定にした場合、アプリの起動時に画面右下にスタイルの名称と専用のアイコンが表示される仕組みとなっています。
一方で、基本スタイルを選択した場合とは異なり、専用アイコンから直接メニューに移動するため、露出やホワイトバランスなどの他の設定に戻るには追加の操作が必要になるということです。
グーグルがユーザーに多様な撮影スタイルの選択肢を提供していることは評価される一方で、設定の操作画面が複雑になっているという指摘もあります。今後、次世代モデルとなる「Pixel 12」に向けて、より直感的で使いやすい操作画面への改善が進められるかどうかが注目されています。