海外のIT専門メディアは、IT大手グーグル(Google)のスマートフォン「Pixel 11 Pro」シリーズにおいて、動画の画質を向上させる機能を使用した際、音声にノイズが入る不具合が発生していると発表しました。
グーグルは歴代の「Pixel」シリーズにおいて、動画の品質向上を推進する戦略をとっています。問題となっている「ビデオ ブースト」機能は、2023年に発売された「Pixel 8 Pro」から導入されたものです。この機能は、撮影した動画のデータをグーグルのサーバーに送信し、クラウド上の高度な処理能力を用いて画質を大幅に向上させる仕組みで、上位機種限定の機能として提供されているということです。
しかし、最新機種である「Pixel 11 Pro」シリーズにおいて、この機能を使用すると音声にノイズが発生する問題が確認されています。先週から利用者の間で報告が相次いでおり、インターネット上の掲示板では、数秒おきに雑音が入る動画が共有されているということです。この現象は、通信範囲の限界にある無線通信機器の接続不良のような音に似ているとされています。
現在のところ、一時的な解決策として、カメラアプリの一時データ(キャッシュ)を消去することや、「音声ズーム」の機能を無効にすることが有効だと報告されています。グーグル側もこの問題をすでに把握しているとみられ、今後のソフトウェア更新などで対応する方針です。