ファーウェイは、第2世代の三つ折りスマートフォン「Mate XTs」を発表しました。これは、昨年のモデルのデザインを踏襲しつつ、新たなカラーやスタイラス対応を加えたものです。
ファーウェイは、来週のイベントに先立ち、「Mate XTs」のティーザーを公開し、中国市場向けに予約受付を開始しました。デザインは昨年のモデルと同様で、リッジフレームや八角形のカメラモジュール、地図のような折りたたみ構造を維持しています。新たな特徴として、白と金のカラーが追加されているということです。
さらに、ファーウェイはスタイラス対応を追加する方針です。最近のビデオティーザーによれば、スタイラスサポートが今年の「Mate XTs」に導入されるとしています。これは、サムスンが先月、Fold 7でのSペン対応の喪失で批判を受けたことを考えると、注目される点です。また、デジタルチャットステーションによると、Kirin 9020シリーズのプロセッサーへの変更や衛星サポートが予定されているということです。新色として紫も追加される見込みですが、詳細はまだ不明です。
ファーウェイは9月4日に中国でイベントを開催し、「Mate XTs」を正式に発表する予定です。これにより、ファーウェイは三つ折りスマートフォンの世界展開でサムスンを先行する形となりますが、サムスンも年内に「Galaxy Z Trifold」として自社の三つ折りスマートフォンを発表する見込みです。