アメリカのIT大手グーグル(Google)が展開するウェアラブル端末「Fitbit Air(フィットビット・エア)」について、利用者が手首以外の部位にテープで直接貼り付けて使用する独自の活用法が広がっていることが明らかになりました。アメリカのIT系メディアは、この手法がデータ測定において有効に機能していると発表しました。
グーグルは当初、「Fitbit Air」を一般的な健康管理トラッカーと同様に、手首に装着するよう設計しています。多くの利用者はこの想定通りに使用しているということです。一方で、発売当初から、付属のバンドを活用して従来の腕時計と同じ手首に二重に装着する利用者もおり、現在ではより見栄え良く装着するための専用アクセサリーも販売されています。
こうした中、新たな使用方法として注目を集めているのが、テープを用いて端末を直接体に貼り付ける手法です。アメリカのオンライン掲示板の最近の投稿では、筋肉をサポートする目的で使われる「キネシオロジーテープ」を使用し、端末を上腕部に固定する利用者が紹介されました。
この方法によりますと、端末が衣服に隠れて目立たなくなるほか、利用者からは「より正確なデータが取得できる」と報告されているということです。上腕部での測定は、手首の動きによる影響を排除できるため、精度が向上する傾向があるとされています。競合他社の「Whoop(フープ)」は上腕部専用のバンドを公式に提供しており、「Fitbit Air」向けにもインターネット上で多数の非公式バンドが流通しています。
テープを使用するこの傾向は、以前から一部の利用者の間で存在していたということです。上腕部に貼り付けるだけでなく、靴下の中に端末を入れるなど、手首以外の場所で活用する事例も複数報告されています。各利用者が自身の生活様式に合わせた最適な装着方法を模索している状況が浮き彫りとなっています。
