アメリカの楽器大手フェンダーのブランドを展開する「フェンダーオーディオ」は、多機能な新型Bluetoothスピーカー「Elie 12」を発売すると発表しました。音楽愛好家だけでなく、動画配信などを手がけるクリエイターに向けた多様な機能を備えているということです。
フェンダーオーディオは、長年音楽業界で広く知られるフェンダーブランドのライセンスを受けて事業を展開しています。同社は、楽器以外の消費者向けオーディオ市場に注力する方針を示しており、今回の新製品は2026年の家電見本市「CES」で初めて公開されました。
「Elie 12」は、黒または白の本体にカエデ材の天板を組み合わせ、現代的なデザインを採用しています。本体上部には、同社のギターアンプをほうふつとさせる音量や音質の調整つまみが配置されています。電源のオン・オフは音量つまみを回す仕組みとなっており、直感的な操作が可能だとしています。
また、同社はクリエイター市場への展開も視野に入れており、最大2本のマイクの無線接続に対応するほか、楽器やマイクを有線で接続できる専用端子を備えています。録音機器への出力も可能としています。
最大出力は120ワットで、最新の通信規格「Bluetooth 5.3」に対応しています。実際の使用テストによりますと、低音が強調される傾向にあるものの、つまみで音質を調整することで、バランスの取れたクリアな音声を楽しめるということです。また、有線接続を利用した場合は、さらに高音質な再生が可能だとしています。
バッテリーの駆動時間は約15時間で、15分の充電で2時間使用できる急速充電機能も搭載されています。
価格は399.99ドル(約6万2000円)に設定されています。他社の同価格帯の製品と比較して、楽器の接続やマイク入力など独自の機能で差別化を図るねらいがあるということです。
フェンダーオーディオは現在、予約の受け付けを行っており、近く本格的な販売を開始する方針です。
