ローグラボ社は、Apple Vision Pro向けに新たなヘリコプター訓練アプリ『フライトサイト』を発表しました。このアプリは、Appleの没入型ビデオや3Dヘリコプターモデル、空間マップなどを組み合わせたもので、Apple Vision Proユーザー向けに提供されるということです。
フライトサイトは、Apple Vision Proのための企業向けアプリのライブラリに新たに加わったものです。ローグラボ社の創設者兼CEOであるマット・バーンズ氏は、このアプリのインスピレーションについて次のように述べています。「私は2017年にローグアビエーションを設立し、ヘリコプターのフライトスクールとツアーオペレーターを始めました。教育とフライト訓練の基準が低いことに驚き、基準を引き上げたいと考えました。Apple Vision Proが登場したことで、それが可能になりました。」
また、バーンズ氏は、以前にMetaのQuestプラットフォームで同様の体験を試みたが、ディスプレイの品質の問題で障害に直面したと述べています。
フライトサイトの開発を主導したクリシュナプラサード・ジャガディッシュ氏は、visionOS 26がSharePlayやメモリ管理、SwiftUIなどの開発プロセスにおける改善をもたらしたと評価しています。ローグラボのクリエイティブおよび技術ディレクターであるジョン・レシン氏も、Appleからのサポートを称賛しました。
バーンズ氏は、今週リリースされたフライトサイトのバージョンは始まりに過ぎないと強調しました。「毎月新しいコンテンツを追加し続け、特に訓練中の人々にとって価値のあるものにしていく方針です。」
フライトサイトは、App Storeで9.99ドル(約1,550円)で購入可能で、追加コンテンツをアンロックするためのアプリ内購入が用意されています。
