アメリカの決済大手ペイパルは、同社の決済サービスや、若者を中心に普及している送金アプリ「ベンモ」を利用して、大学の学費を支払えるようにする新たなサービスを開始したと発表しました。
発表によりますと、ペイパルは教育機関向けの決済プラットフォームを提供する「イルミア」、「ネルネット・キャンパス・コマース」、「タッチネット」の3社と提携したということです。これらのプラットフォームはアメリカ国内の数千の大学で導入されており、学生やその家族に対し、学費支払いの新たな選択肢を提供することになります。
ネルネット・キャンパス・コマースのジャッキー・ストローベーン社長は声明で、「学生や家族にとって、学費は高等教育における最大の経済的決断です。ペイパルやベンモなどの支払いオプションを追加することで、より柔軟でスムーズな手続きを実現し、支払いのハードルを下げることを目指しています」としています。
アメリカでは学費の高騰が社会問題となっており、キャンパス内で時給10ドル(約1550円)程度でアルバイトをする学生にとって、数万ドル(数百万円)規模に上る学費の支払いは大きな負担となっています。
タッチネットのジェレミー・ロッチ社長は、「今回のシステム統合により、支払い方法の選択肢が広がり、学生や大学側の双方にとって価値のあるシームレスな体験を提供できる」と述べており、関連企業は決済の利便性向上を通じて、学生の負担軽減を支援していく方針です。
