スウェーデンの自動車メーカーであるボルボは、車載システム「Apple CarPlay(アップル・カープレイ)」のソフトウェア更新を通じて、立体的な音響を体験できる「空間オーディオ」機能を3つの車種に導入する詳細を明らかにしたと発表しました。
ボルボは今年1月、アメリカのGM=ゼネラル・モーターズなどの自動車メーカーが一部の車種で「CarPlay」の対応を取りやめるなか、今後も同システムのサポートを継続する方針を示していました。今回、同社はこの方針を改めて強調するとともに、オーディオ機能の向上に関する具体的な内容を公表しました。
発表によりますと、最新のソフトウェア更新により、大型SUVの「EX90」において、立体音響技術「ドルビーアトモス」を活用した空間オーディオが「CarPlay」を通じて利用可能になるということです。
この機能は、25個の高性能スピーカーを備えた「Bowers & Wilkins(バウワース・アンド・ウィルキンス)」製の高級音響システムを搭載することで実現します。これにより、音楽や音声が車内の周囲から聞こえるような、立体的で没入感のある音響体験が可能になるとしています。
ボルボは、「空間オーディオの機能を最大限に引き出すためには専用の音響システムが必要であり、このシステムは『EX60』、『EX90』、および『ES90』の3つの車種を注文する際に選択できる」と説明しています。
一方、新車を購入しない消費者向けには、日本の音響機器メーカーであるパイオニアが今年、市販品として初めて「ドルビーアトモス」による空間オーディオ再生に対応した「CarPlay」システムを発売しているということです。
