アメリカの動画配信者が、アップル社のノートパソコン「MacBook Neo」の記憶媒体(SSD)を、同社のスマートフォン「iPhone」の部品を転用して1テラバイトに拡張することに成功したと発表しました。
アップル社が展開する「MacBook Neo」は、現在2つのモデルが提供されています。記憶容量の最大値は512ギガバイトに制限されており、「MacBook Air」や「MacBook Pro」などの上位機種とは異なり、購入時の構成変更はできない仕様となっています。
しかし、この端末に搭載されている半導体チップが「iPhone 16」シリーズと同じ「A18 Pro」であることに着目した動画配信者が、独自の改造を試みました。配信者によりますと、「iPhone 16 Pro」の1テラバイトモデルで使用されているのと同じ記憶媒体の部品を基板にはんだ付けした結果、正常に動作することが確認されたということです。また、標準搭載の部品と比較して、データの読み書き速度も向上したとしています。
この改造に使用された部品の価格は約210ドル(約3万2500円)です。これにより、指紋認証機能(Touch ID)を搭載しないモデルであれば総額で約800ドル(約12万4000円)強、搭載モデルであれば約900ドル(約13万9500円)強で、1テラバイトの容量を持つ端末を用意できる計算になるということです。
一方で、IT専門メディアは、この改造作業には高度な技術が必要だと指摘しています。端末の分解から始まり、既存の部品の取り外しや新しい部品の精密なはんだ付け、さらには動作確認など、複雑な工程を伴うということです。
また、一時記憶用のメモリー(RAM)については、半導体チップに組み込まれているため、8ギガバイトから増設することはできないとしています。
動画配信者は、はんだ付けの技術を持つユーザーに向けて、作業の手順を解説する動画を公開し、技術的な可能性を提示する方針です。
