アメリカのIT企業で、マッチングアプリ「Tinder」などを運営する「マッチ・グループ」は、男性同性愛者向けのマッチングアプリ「Sniffies」に1億ドル(約155億円)を投資したと発表しました。
「Sniffies」はアメリカ・シアトルを拠点とするサービスで、月間アクティブユーザー数は約300万人に上るということです。位置情報を活用して近くの利用者や人気の待ち合わせ場所を地図上に表示する機能などを備え、男性同性愛者向けの出会いの場を提供するサービスとして知られています。
マッチ・グループのスペンサー・ラスコフ最高経営責任者(CEO)は声明で、「Sniffiesのチームは利用者のニーズを深く理解しており、コミュニティのつながり方について明確なビジョンを持っている」と評価しています。今後、Sniffiesは独立した運営を維持し、マッチ・グループがその成長や事業展開を支援する方針です。
近年、アメリカではマッチングアプリの利用に対する疲れが指摘されており、日常的な出会いを求める傾向が強まっています。マッチ・グループが今年2月に発表した決算では、主力アプリ「Tinder」の利用者数の伸び悩みが明らかになっており、今回の投資を通じて新たな顧客層を開拓し、事業の多角化を図るねらいがあるものとみられます。
