インドのEコマース市場を牽引するミーショーは、株式公開初日に株価が発行価格から最大46%上昇したと発表しました。これにより、同社の時価総額は約1兆2000億円(約86億9000万ドル)に達したということです。ミーショーは今回のIPOで約940億円(約6億600万ドル)を調達しました。
ミーショーは2015年に設立され、当初はWhatsAppを利用したソーシャルコマースプラットフォームとしてスタートしました。小規模商人と価格に敏感な消費者を結ぶ低コストの市場モデルを採用し、フリップカートやアマゾンといった競合と競争してきたとしています。過去12か月間で、2億3420万人の取引ユーザー、70万6471人の年間販売者、5万人以上のアクティブなコンテンツクリエイターを報告しています。
ミーショーの共同創業者兼CEOのヴィディット・アートレイ氏は、上場式典で「ベルを鳴らすことは通常、取引を意味しますが、今日はミーショーのミッションが皆のミッションになったことを意味します」と述べました。
同社の目論見書によると、9月30日までの6か月間で、ミーショーの収益は約8640億円(約620億3000万ドル)に達し、前年の約6670億円(約479億6000万ドル)から増加しました。同期間中の純商品価値は44%増の約2兆9700億円(約214億ドル)に達したとしています。しかし、同社の損失は約670億円(約48億2000万ドル)に拡大し、前年の約37億円(約2億7000万ドル)から増加しました。
ミーショーは、中国のPinduoduo、東南アジアのShopee、ラテンアメリカのMercado Libreといった価値重視の市場に似ているとしています。しかし、その手数料が少ないモデルは、インドの競合他社であるアマゾンやフリップカートに圧力をかけているということです。
ミーショーの上場は、インドでのスタートアップのIPOブームの一環として行われました。最近ではPine Labs、Groww、Lenskart、Physics Wallah、Capillary Technologiesが上場しており、来年にはフリップカート、オヨ、PhonePeが上場を準備している方針です。
