メタは、数か月以内にプライバシーポリシーを変更し、AI製品とのチャットデータを使用して個別にターゲットを絞った広告を展開する方針を発表しました。これに関してユーザーがオプトアウトする方法はないということです。
AIとのやり取りがメタのプラットフォーム全体で表示される広告に影響を与えるようになるということです。
最近、アマゾンもAlexa+を通じた広告戦略を発表しましたが、メタも同様の計画を発表しました。
メタの公式発表によると、毎月10億人以上がメタAIを利用しており、AI製品がユーザーにとってより関連性が高くなるよう改善を続けているとしています。また、AIを活用してプラットフォーム全体でのユーザー体験を向上させる方針です。
12月16日から、メタでのAIとのやり取りを基にコンテンツや広告を個別にパーソナライズする予定で、来週から通知やメールでこの変更について知らせるとしています。
メタのAI関連製品や機能を利用する場合、そのやり取りのデータがパーソナライズ広告に使用されるということです。ただし、宗教的な見解、性的指向、政治的見解、健康、民族的背景、哲学的信条、労働組合の加入などの話題については広告に使用しないとしています。
プライバシーが気になる場合、メタのAI製品の使用を中止する以外にオプトアウトの方法はないということです。
ユーザーによっては、より関連性の高い広告が表示されることを歓迎するかもしれませんが、多くのユーザーはこの動きに気づかず、評価しない可能性があります。特に、WhatsAppやInstagramなどのプラットフォームでAIを利用すると、アカウントが接続されている他のメタプラットフォームでもデータが共有されるためです。
また、AIに重点を置いたメタのスマートグラス製品への影響も考慮する必要があります。
AIとのやり取りがターゲット広告に使用されることについて、どのように感じるかコメントでお知らせください。