アメリカのIT大手メタ(Meta)は、同社が展開するスマートグラス(眼鏡型端末)について、内蔵されたカメラや音声機能を使って利用者の食事内容を把握し、栄養データを記録する新たな機能を追加すると発表しました。
メタは先週、新たなデザインのスマートグラスを発表したのに合わせ、既存の音声専用モデルやディスプレー搭載モデルに向けた新機能を明らかにしました。
会社によりますと、新たな機能では、音声での指示や写真撮影を行うことで、AI(人工知能)が食事の主要な栄養素を抽出し、スマートフォンの専用アプリに記録するということです。蓄積されたデータは、「エネルギーを高めるためには何を食べればよいか」といった利用者の質問に対し、より個人に合わせた回答を提示するために活用されるとしています。
さらにメタは、将来的な戦略として、利用者がその都度指示を出さなくても、スマートグラスのカメラを通じて自動的に食事内容を認識し、記録する機能を追加する方針を示しています。これにより、利用者は毎回の食事を記録する手間を省き、より詳細な栄養管理の支援を受けられるようになるということです。
一方で、自動認識機能にはプライバシーに関する懸念も指摘されています。このため、食事の記録や画像認識といった初期の機能については、アメリカ国内の18歳以上の利用者を対象に、まもなく提供を開始するとしています。
また、ディスプレーを搭載したモデルへの対応は、今年の夏になる見通しだということです。
