プライバシー保護に特化したスマートフォン向け基本ソフト(OS)「GrapheneOS」の開発チームは、アメリカの通信機器大手モトローラが新たに発表したスマートフォン「Motorola Signature 27」が、同OSに対応すると発表しました。
「GrapheneOS」は、Androidをベースにプライバシー保護を強化したOSとして近年注目を集めています。これまで、ソフトウェアの仕様やセキュリティー部品の要件などから、グーグルの「Pixel」シリーズのみで利用可能となっていました。
今回、同OSが初めてPixelシリーズ以外の端末に搭載されることになります。開発チームはSNSを通じて、モトローラの新型端末「Signature 27」が最初の対応機種になることを明らかにしました。この端末は、あらかじめ「GrapheneOS」がインストールされた状態で販売される計画だということです。
「Signature 27」は今週発表されたばかりの最新機種です。高性能な半導体チップ「Snapdragon 8 Elite Extreme Gen 6」を搭載していることが、同OSを適切に稼働させる大きな要因になっているとみられています。
端末の具体的な発売日や、発売当初から同OSが利用可能かどうかは、現時点では未定としています。一方で、モトローラが今後展開する折りたたみ式スマートフォン「Razr flip」や「Razr Fold」の次期モデルについても、このプライバシー重視のOSに対応する方針だということです。
