アメリカの通信機器メーカー、モトローラは、スマートフォン「Moto G」シリーズの最上位機種となる「Moto G Stylus(2026年モデル)」を、4月16日に発売すると発表しました。価格は499ドル(約7万7000円)で、新たに筆圧検知に対応した高性能な専用ペンを搭載しているということです。
最大の変更点は、端末の名前の由来でもあるスタイラスペンです。従来の静電容量式から、韓国サムスンの「Galaxy Note」シリーズやアメリカのアップルの「Apple Pencil」と同様の仕組みを持つ「アクティブペン」に刷新されました。
これにより、より正確な入力が可能になるほか、対応するアプリではペンの傾きや筆圧を検知できるようになります。同社は、実際の紙に書いているような自然な感覚を得られるとしています。また、ペンに内蔵されたボタンを押すことで、画面上に専用の操作メニューが表示される機能も追加されました。
ペンには小型のバッテリーが内蔵されており、15分の充電で約4時間の連続使用が可能です。一方で、Bluetooth通信機能は搭載されていないため、離れた場所からカメラのシャッターを切るといった操作には対応していないということです。
スマートフォン本体は、499ドル(約7万7000円)という価格を維持しながら、充実した性能を備えています。基本ソフト(OS)には最新の「Android 16」を採用し、クアルコム製の半導体「Snapdragon 6 Gen 3」や8ギガバイトのメモリーを搭載しています。カメラには、ソニー製の5000万画素のメインセンサーを採用したほか、大容量バッテリーや高い防水・防塵性能も備えています。
モトローラは、高機能なペン入力デバイスを手頃な価格帯で提供することで、スマートフォン市場での競争力を高める方針です。新機種は、アメリカの主要な家電量販店やオンラインショップなどで販売されます。さらに同社は、新型端末「Moto Pad」を同時に発表し、Androidタブレット市場へ再参入する計画も明らかにしています。
