ユーフィーは、階段を登ることができる新型ロボット「マーズウォーカー」を発表しました。このロボットは、掃除ロボットが階段を上下する際の手助けをすることができるということです。
マーズウォーカーは「世界初の階段を登るロボットプラットフォーム」とされ、2026年春に発売予定です。このロボット自体は掃除機能を持たず、専ら掃除ロボットを階段の上下に移動させる役割を担っています。
このロボットは、ユーフィーの「RoboVac Omni S2」と連携するよう設計されており、伸縮可能なアームとクローラーを使って階段を上り下りします。掃除ロボットが1フロアでの掃除を終えたことを認識すると、マーズウォーカーが次の場所へ移動させるという仕組みです。
この発想は斬新で、直線階段やL字型、U字型の階段にも対応できるとしています。
価格についてはまだ発表されていませんが、同時に発表されたRoboVac Omni S2は、掃除機能と自動排出・自動洗浄機能を備え、価格は1,599ドル(約24万8,000円)となる予定です。また、S2は掃除中にアロマセラピーの香りを放出する機能を備えた「世界初」のロボットであるとしています。こちらは2026年1月にアメリカで発売予定です。
