フィットネスアプリ「ラダー」は、新たに栄養追跡機能「ラダー・ニュートリション」をアプリ内に導入したと発表しました。これにより、ユーザーは食事の入力を通じてカロリーや栄養素を管理できるようになります。入力方法は、写真を撮る、バーコードをスキャンする、テキスト入力する、または音声で説明するなど、さまざまな方法が利用可能です。
ラダーは、AIモデルを使用して画像認識や成分識別、栄養素の計算を行っているとしています。アメリカ中心のデータで訓練されたAIモデルが国際的な料理を正確に認識できない可能性があるため、他地域の食品データを正確に取得するために栄養データプロバイダーと提携しているということです。
この機能には、日々のタンパク質摂取量を追跡する「プロテインモード」も含まれています。また、ラダーは栄養追跡をゲーム化するために、連続記録、バッジ、進捗リマインダーを導入したとしています。
ラダーは、昨年の会員調査で栄養追跡機能を求める声が多かったことから、この機能の提供に注力してきたと述べています。先月からのテストでは、70%のテスターがラダーの機能を使用した後、カロリー追跡アプリを切り替える意向を示したということです。
ラダーのCEOであるグレッグ・スチュワート氏は、「栄養はラダーにとって次の論理的なステップであり、会員からの要望も強かった」と述べています。今後は、個々のトレーニング習慣や目標に基づいて栄養を最適化するための機能を追加する方針です。
この栄養追跡機能は、月額約4,650円(29.99ドル)または年間約27,900円(179.99ドル)を支払うラダーの会員すべてに無料で提供されます。ラダーによると、アプリは世界中で30万人以上の有料会員を持っているということです。
