AIを活用したアプリ開発ツールを手がけるスタートアップ企業の「Lovable」は、プログラミングの知識がなくてもスマートフォン上でアプリを開発できる新たなサービスを、アップルとグーグルのアプリストアで提供開始したと発表しました。
このアプリは、音声やテキストでAIに指示を出すだけで、AIが自動的にプログラムを構築する「バイブコーディング」と呼ばれる技術を活用しています。利用者は外出先でも思いついたアイデアをすぐに入力し、AIに自律的な開発作業を任せることができるとしています。
また、パソコンとスマートフォンとの間で作業をスムーズに引き継ぐことができるほか、プログラムの構築が完了した際には通知を受け取る機能も備わっているということです。
一方、アップルは最近、自社のアプリストアにおいて、こうしたAIを活用した開発アプリに対する審査を厳格化しています。アプリ内で新しいプログラムをダウンロードしたり、機能を変更したりすることは、利用者の安全を脅かすおそれがあるとして、ガイドライン違反に当たると判断しています。
実際に「Replit」などの人気ツールがアップデートを制限されたほか、一時的に配信が停止されたアプリもありました。これを受けて、各社は生成したアプリの動作確認をアプリ内ではなく、ウェブブラウザ上で行うよう仕様を変更する対応をとっています。
Lovableの新たなアプリもこうしたアップルの規定を遵守しているとみられ、入力されたアイデアを「機能するウェブサイトやウェブアプリ」として構築する仕組みを採用しているということです。
