アメリカのストリーミング機器大手「ロク(Roku)」は、ホーム画面のデザイン刷新の提供地域を拡大するほか、新たな実験的機能や、複数の動画配信サービスを組み合わせて割引価格で利用できるセットプランの提供を開始したと発表しました。
同社によりますと、近く提供が開始される新機能「ロク・ラボ(Roku Labs)」では、ユーザーがテレビ上で実験的なアプリを試すことができるということです。これには、今年初めに発表されたゲーム「ロク・シティ・ダッシュ(Roku City Dash)」のほか、株価や天気予報を確認できる同社独自のアプリ、カスタマイズ可能なスクリーンセーバー機能「バックドロップ・スタジオ(Backdrops Studio)」などが含まれるとしています。
また、今年5月にアメリカ国内で先行して導入された新しいホーム画面のデザインについて、地域ごとの調整を加えたうえでブラジルとメキシコにも提供を拡大する方針です。さらに、基本ソフト(OS)の検索機能も改良され、よりパーソナライズされたコンテンツの推奨が行われるほか、音声操作を通じて天気予報の確認なども可能になるということです。
あわせて、同社はリモコン用の基本ソフトである「LT OS」をオープンソース化することも明らかにしました。
今回のアップデートで最大の目玉となるのが、動画配信サービスのセットプランの販売です。アメリカとメキシコで提供されるこのプランでは、「AMC+」や「FOX One」、「スターズ(STARZ)」など複数のサービスを組み合わせた30種類以上のパッケージが用意されています。個別に契約する場合と比べて最大30%の割引が適用されるとしています。
これらのセットプランは、ロクのプラットフォーム上のさまざまな画面から検索して契約できるほか、ユーザーは端末上やオンラインでいつでも簡単に契約内容を変更できるということです。同社は、利便性の向上とコスト削減を打ち出すことで、プラットフォームの競争力をさらに高める狙いがあるとみられます。
