ロサンゼルス国際空港で盗まれた荷物が、AppleのAirTagを利用して発見されたと発表しました。事件は先週、ウエストハリウッド在住の男性が空港に到着した際に発生しました。
NCBロサンゼルス(MacMagazine経由)によりますと、ダニエル・スコットさんはソルトレイクシティから到着後、しばらくの間、二つの異なる荷物受取所で待っていましたが、荷物が見つからなかったため「探す」アプリを確認しました。
スコットさんはスーツケースにAirTagを入れており、アプリは荷物が移動していることを示していました。荷物はライドシェアエリアに向かっていましたが、スコットさんは追いつくことができませんでした。それでもアプリで追跡を続けました。
荷物は最終的に閉鎖された建物に到着し、スコットさんはロサンゼルス国際空港の警察と合流しました。警察が懐中電灯で建物内を照らすと、スコットさんの服を着た人物が見つかりました。
建物内に入ると、荷物は乱雑にされ、服が複数の部屋に散らばっていたということです。容疑者は逮捕され、スコットさんは大半の衣類を取り戻しました。NBCロサンゼルスに対し、スコットさんは「他の旅行者にもAirTagの利用を勧めたい」と述べ、こういった状況では一人で行動しないよう注意を促しました。