ロジクールは、新型マウス「MX Master 4」を正式に発表しました。この製品は、Macユーザーに人気のMX Masterシリーズの最新モデルであり、従来の形状を維持しつつ、いくつかの新機能を搭載しています。
MX Master 4の大きな変更点の一つとして、触覚フィードバックの追加が挙げられます。ロジクールの発表によると、この機能はカスタマイズ可能で、スクロールやナビゲーション、選択時に微細な振動を提供するということです。特にビデオ編集やデザイン作業、データ分析において、触覚による精度が役立つとしています。
この触覚フィードバックは、MX Master 4の親指の休憩部分に内蔵されており、Logitech Options+ソフトウェアを使用することで、PhotoshopやLightroom、Zoomなどのアプリで特定のタスクを実行する際に利用可能です。また、macOSやWindowsとのシステムレベルの統合も行われています。
さらに、Logitech Options+アプリに関連して、MX Master 4には新しい「アクションリング」システムが搭載されています。このシステムは、アプリ固有のショートカットやカスタマイズ可能なコントロールを提供し、Photoshopでのコマンドの割り当てやExcelでの機能の自動化などにより、プロフェッショナルが作業時間を最大33%短縮し、マウスの反復動作を63%削減できるとしています。
接続性に関しては、MX Master 4は高性能チップと最適化されたアンテナを使用しており、ロジクールによれば「従来モデルの2倍の接続強度」を提供するということです。また、新しいUSB-Cドングルもありますが、Macに最適化されたバージョンには同梱されていません。
MX Master 4の全体的な形状は従来モデルと同様ですが、より汚れにくく、ゴム製の仕上げの一部が新しいテクスチャ加工されたプラスチック素材に置き換えられています。
今後数週間で、MX Master 4の詳細情報や実際の使用感についての報告がある予定です。現在、Amazonで119.99ドル(約1万8600円)で注文可能で、最初の注文は本日中に到着する見込みです。
