イギリスのスポーツカーメーカー、ロータスは、iPhoneユーザー向けにCarPlayの体験を向上させる無料のソフトウェアアップデートを実施すると発表しました。
今週から、ロータスの電動モデル「Eletre」と「Emeya」において、CarPlayでの空間オーディオが利用可能になります。このアップデートにより、Apple Musicの再生がDolby Atmosの没入感のある音響で強化され、KEFの高級車載オーディオシステムによって実現されます。
EletreとEmeyaは、伝説的なイギリスのオーディオブランドKEFの革新的な技術を搭載しており、受賞歴のある高忠実度の音響をドライバーに提供します。最大23個のスピーカーを通じて、Dolby Atmosの没入型3Dサラウンドサウンドを楽しむことができます。
CarPlayでの空間オーディオは、Apple Musicと共により没入感のある豊かでリアルな音響を車内に提供します。Apple Musicは、世界中の大物アーティストによる様々なジャンルの音楽を空間オーディオで提供するほか、キュレーションされた空間オーディオのプレイリストも用意しています。Dolby Atmosコンテンツを再生する際、ドライバーと乗客はキャビン全体に音楽が動くのを感じることができ、深みや明瞭さ、細部にわたる感覚豊かな体験を楽しむことができるということです。
ロータスの高級スポーツカーに搭載された没入型オーディオシステムの詳細がこちらです。
CarPlayでの空間オーディオは、Rivian、Polestar、Lucidなどのブランドの選ばれた車両に徐々に導入されています。すべての車両でCarPlayが必要なわけではなく、一部の車両では内蔵のApple Musicアプリを使用しています。