ワンプラスは、ハッセルブラッドとの提携を終了し、自社開発の撮影エンジン「OnePlus DetailMax Engine」を導入する方針を発表しました。これは、ワンプラス13のカメラ性能が高く評価される中での決定であり、ハッセルブラッドとの協力による色彩科学が大きく貢献していたということです。しかし、ワンプラスはこの提携を「計画された章の完了」と位置付け、自社の撮影システムへの移行を進めるとしています。
ワンプラスのCEOであるピート・ラウ氏は、同社のフォーラムにて、この方針転換について説明しました。ワンプラスは次世代のフラッグシップモデルである「ワンプラス15」において、より明瞭さと詳細に焦点を当てた新たな撮影システムを採用する予定です。ラウ氏は、顧客からのフィードバックを元に、この新システムが開発されたと述べています。また、計算撮影技術の強化を図り、より深みとリアリズムを追求する方針です。
新しい撮影システムがハッセルブラッドとの過去の提携と比べてどのような性能を発揮するかは、今後の発表を待つ必要があります。ワンプラスは通常、年末に中国向けの発表を行い、その後CESに合わせてグローバル展開を行うということです。
一方で、ワンプラスの親会社であるオッポは、ハッセルブラッドとの提携を継続することを決定しており、両社の戦略の違いが際立っています。