中国のスマートフォンメーカー「ワンプラス」は、ヨーロッパ市場における今後の事業戦略や製品展開について、現在見直しを進めていると発表しました。
同社をめぐっては、ヨーロッパの拠点で従業員の退職が相次いでおり、事業の再編が進められているとみられています。北米とアジアに挟まれた主要市場であるヨーロッパにおいて、同社が大規模な方針転換を行うという見方について、会社側はこれまで明確に否定していません。
アメリカのIT関連メディアの報道によりますと、ヨーロッパ地域の事業責任者がこの問題について公式に言及したということです。声明の中で同社は、「ヨーロッパにおける地域ごとの事業計画と製品戦略を再評価している」としています。
一方で、既存の顧客に対しては、「販売後のサポートやソフトウェアのアップデート、およびユーザーの権利は完全に保証される」と強調しています。
今回の声明は、ビジネス特化型のSNS上で元従業員による退職の報告が相次ぐ中で出されました。一連の動きについて、会社側が従業員に対し、一斉退職を計画的なものとして説明するよう指示した可能性も指摘されています。
一部の報道では、同社が特定の地域で事業を停止する計画を持っていたとされています。今回の「戦略の再評価」という言葉の背景には、ヨーロッパ市場における単なる戦略変更にとどまらず、事実上の事業縮小や撤退に向けた動きが含まれているとみられています。
