中国のスマートフォンメーカー「ワンプラス(OnePlus)」は、ヨーロッパ地域における製品戦略や事業計画を見直し、人員削減を進める方針を明らかにしたということです。同社は今後、グローバル市場での事業を大幅に縮小する方針です。
関係者によりますと、ビジネス特化型SNS「リンクトイン」に投稿された同社元従業員のメッセージから判明したということです。この投稿では、ヨーロッパ地域における市場環境の包括的な評価が行われたとされています。その結果、業績や資源配分の見直しを理由に、ヨーロッパの担当チームの多くの従業員が新たな就職先を探しているとしています。
これまでの報道でも、ワンプラスが世界の多くの地域から撤退し、中国市場に事業を集中させる方針であることが指摘されていました。今回の人員削減は、こうした事業の縮小を裏付けるものとみられています。一方で、一部の地域では現在も新製品の発表が続いており、市場では混乱も生じているということです。
また、中国国外で最大規模の市場であるインドにおいても、事業規模を縮小する動きがみられます。実店舗での販売を停止し、オンライン販売に特化する方針に転換したと報告されており、大きな戦略の変更として注目されています。
ワンプラスのヨーロッパ事業はこれまでも、主要市場からの撤退と小規模での再参入を繰り返すなど、不安定な状況が続いていました。さらに、世界各地で通信会社との提携を解消しています。現在利用されている端末のサポートや今後の保守対応についても懸念が残されていますが、会社側からの公式な説明は行われていません。
ワンプラスはこれまでのところ、ヨーロッパやその他の地域での事業停止計画について公式な見解を示していません。今後の動向や利用者への対応が焦点となる見通しです。
