ワンプラスは、次期フラッグシップモデル「ワンプラス15」において、従来のカメラパートナーシップであるハッセルブラッドとの提携解消に伴い、ディスプレイ技術においても大きな変革を迎えることを発表しました。インド政府は、同社の中国法人の李杰(リ・ジェ)社長が、アップルに向けたソーシャルメディアでのコメントを通じて、ディスプレイのリフレッシュレートに関する新たな展開を示唆しました。
李社長は、中国のSNS「Weibo」において、アップルの「高リフレッシュ時代」を歓迎すると投稿しました。その中で、120Hzのディスプレイがスマートフォンにおける過去10年間で最も重要な改善の一つであるとし、ハイリフレッシュディスプレイの利便性を強調しました。しかし、ワンプラスはこれにとどまらず、さらなる進化を目指す方針です。
李社長によれば、「ワンプラス15」は「超高リフレッシュ時代」を迎えるとし、165Hzのディスプレイを搭載する予定です。これは、同社の最近のフラッグシップモデルで採用されていた120Hzパネルを超えるものです。ワンプラス7 Proの例を挙げ、ゲーミング用途以外で高リフレッシュレートのディスプレイを初めて導入したAndroid端末としての歴史を振り返りました。
ただし、ワンプラス15が165Hzパネルを搭載する最初のスマートフォンではありません。ASUSのROG Phone 8などのゲーミングフォンは既に165Hzの画面を採用しており、最新のROG Phone 9では185Hzにまで達しています。ワンプラスは、ゲーミングフォンとは異なる広範なユーザー層をターゲットにしているものの、パワーユーザーや技術愛好家に向けた製品であることは明白です。120Hzと165Hzの違いが消費者にどのように受け入れられるかは、今後の動向を見守る必要があります。
この発表は、アップルのiPhone 17の発表を受けたものです。iPhone 17は、初めてエントリーレベルのモデルにも120Hzのディスプレイと常時表示機能を搭載しました。これにより、ディスプレイの明るさが向上し、以前のモデルに比べて鮮やかさが増しています。ワンプラス15は、今年中に中国で発売され、2026年初頭には世界的に展開される予定です。