中国のスマートフォンメーカー、ワンプラスは、最新モデル「ワンプラス15」を発表しました。ワンプラスは、これまでの製品で市場でのシェアを拡大してきたということです。特に、ワンプラス12や13は、競合製品と比べても優れた性能を持っていたとされています。しかし、ワンプラス15は、これまでのモデルと比べて一歩後退した印象を受けると報告されています。
ワンプラス15は、バッテリー容量の面で大きな進歩を遂げています。7,300mAhのバッテリーを搭載し、2日間の使用が可能とされています。価格は899ドル(約13万9,000円)で、競合製品よりも数百ドル安価です。
一方で、デザインやソフトウェアの面では、iOSに似た要素が多く、オリジナリティに欠けると指摘されています。特に、カメラ性能においては、ハッセルブラッドとの提携解消後、以前のモデルと比べて画質が低下しているとの意見もあります。
ソフトウェア「OxygenOS 16」は、AIツールを多く搭載していますが、ユーザーにとって必須ではないとされています。また、iOSに似たユーザーインターフェースが導入されており、オリジナル性が薄れているとされています。
ワンプラスのソフトウェアサポートポリシーは、4回のOSアップグレードと6年間のセキュリティパッチ提供という方針です。しかし、GoogleやSamsungの7年間のサポートと比べると、改善の余地があるとされています。
ワンプラス15は、11月13日にアメリカで発売予定でしたが、政府のシャットダウンにより、FCCの認証が遅れ、発売が延期されました。ワンプラスは、認証が速やかに進むことを期待しているとしています。
