中国の北京で開催された人型ロボットによるハーフマラソンの大会で、優勝したロボットが50分26秒のタイムで完走したことが明らかになりました。この記録は、陸上男子のジェイコブ・キプリモ選手が樹立した人類のハーフマラソン世界記録である57分台を大幅に上回るタイムだということです。
人間とロボットの走行タイムを比較することについては、インターネット上で「車がチーターより速いのと同じだ」といった意見も寄せられています。しかし、昨年の大会で最速だったロボットのタイムが2時間40分であったことと比較すると、今回の記録は技術的に大幅な進歩を遂げたことを示しています。
AP通信の報道によりますと、今年の大会で優勝したロボットは、中国のスマートフォン大手「オナー」が開発したということです。実際には、同社の別のロボットが48分19秒で完走し最速タイムを記録しましたが、これは遠隔操作によるものでした。一方、優勝したタイム50分26秒のロボットは自律型であり、大会の採点基準により総合優勝を果たしたとしています。同社は今後も、AIおよび自律型ロボット技術の自立化と開発を強化していく方針です。
大会が開催された北京の技術開発拠点「北京経済技術開発区」によりますと、参加したロボットの約40%が自律型で、残りの60%が遠隔操作型だったということです。すべてのロボットが順調に走行できたわけではなく、スタートラインで転倒するロボットや、障害物に衝突するロボットも見られたということです。
