アメリカのNASA=航空宇宙局の宇宙飛行士が、国際宇宙ステーションでの運動中に、アップル社のワイヤレスイヤホンを使用している様子を映像で公開したと発表しました。
NASAが現在進めている有人宇宙飛行計画「アルテミス2号」のミッションでは、地球の撮影にアップル社のスマートフォン「iPhone」が使用されるなど、宇宙開発における民生品の活用が注目されています。こうした中、国際宇宙ステーションに滞在しているジェシカ・メイア宇宙飛行士は、自身のSNSを通じて、軌道上でのトレーニングの様子を公開しました。
公開された映像では、メイア宇宙飛行士が運動を行う際、アップル社のワイヤレスイヤホン「AirPods」を着用していることが確認できるということです。メイア宇宙飛行士は、「船内は騒音が大きく、また無重力空間では筋肉量や骨密度が低下するため、毎日の運動が欠かせない」と説明しています。
時速約2万8000キロメートルで地球を周回する環境下でも、地上と同様に市販のイヤホンが利用されているということです。専門家は、無重力状態では誤って手放した機器が重力によって落下することがないため、ワイヤレス機器の扱いが地上とは異なる特性を持つとしています。
アップル社をはじめとするテクノロジー企業は、自社の製品が宇宙空間という過酷な環境でも機能することを実証しており、今後も最先端の宇宙ミッションにおいて、自社製品の活用を推進していく方針です。
