アメリカのオープンAI(OpenAI)が提供する「ChatGPT」をはじめ、複数の主要な対話型AI(人工知能)サービスにおいて、大規模な通信障害が発生したことが明らかになりました。現在はすべてのサービスが復旧したということです。
障害が発生したのは、「ChatGPT」のほか、アメリカのスタートアップ企業アンソロピック(Anthropic)の「Claude(クロード)」、X(旧ツイッター)が提供する「Grok(グロック)」などの主要なAIプラットフォームです。また、これらのAIモデルを利用する開発支援ツール「Cursor(カーソル)」でも、影響を受けて障害が確認されたとしています。
各社のシステム状況を知らせるウェブサイトや、通信障害の報告サイトにおいて、利用者の報告が一時急増しました。その後、オープンAIは修正プログラムを適用し、システムが回復したと発表しました。アンソロピックも一部のモデルを除いてシステムが復旧したと報告し、現在はいずれのプラットフォームでもサービスは正常な状態に戻っているということです。
一方、グーグル(Google)が提供する「Gemini(ジェミニ)」については、同時期に利用者からの障害報告が増加したものの、公式には障害の発生は確認されなかったとしています。
今回の障害をめぐっては、各社がインフラとして利用しているマイクロソフト(Microsoft)のクラウドサービス「アジュール(Azure)」でも障害報告が急増したため、関連が指摘されていました。しかし、マイクロソフト側は、自社のシステムが原因ではないと説明しています。
