アメリカのIT機器市場において、大手メーカー各社が最新のスマートフォンや周辺機器の大幅な割引販売を一斉に開始したと発表しました。各社は、AI(人工知能)搭載機器や最新の通信技術を活用した製品の普及を目指し、戦略的な価格設定で市場シェアの拡大を図る方針です。
イギリスに拠点を置くNothing社は、2026年モデルのワイヤレスヘッドホン「Headphone (a)」を、通常価格の199ドル(約3万800円)から45%引きとなる109ドル(約1万6900円)で販売すると発表しました。これは過去最安値となるということです。同製品は、ハイレゾ対応の空間オーディオやハイブリッド・アクティブノイズキャンセリング機能を搭載しており、高いコストパフォーマンスをアピールしています。
また、同社のスマートフォン「Phone (3)」の512GBモデルについても、通常価格899ドル(約13万9300円)から300ドル(約4万6500円)引きの599ドル(約9万2800円)で販売されています。同モデルは最新のプロセッサーを搭載しており、高性能端末の普及を促進する狙いがあるとしています。
台湾のASUSは、2026年モデルの2-in-1型「Chromebook CM32」を、通常価格579ドル(約8万9700円)から160ドル(約2万4800円)引きの419ドル(約6万4900円)で販売しています。タブレットとしても使用できる柔軟な設計を採用しており、教育現場や日常的な利用での需要を取り込む方針です。
モトローラは、超広帯域無線(UWB)技術を搭載した最新の追跡デバイス「Moto Tag 2」の4個セットを69.99ドル(約1万800円)で提供しています。1個あたり約17.50ドル(約2700円)となり、Androidユーザー向けの追跡デバイス市場において競争力を高める狙いがあるということです。
一方、周辺機器大手のAnkerは、プラグ一体型のモバイルバッテリー「Prime Power Bank」を69.99ドル(約1万800円)に値下げしました。また、AppleとGoogleの両方の追跡システムに対応したカード型デバイス「SmartTrack Card E40」を24.99ドル(約3900円)で販売するなど、利便性の高いアクセサリー製品の拡販を進めています。
韓国のLGエレクトロニクスは、2026年モデルの65インチ有機ELテレビ(B6シリーズ)を、通常価格2,000ドル(約31万円)から600ドル(約9万3000円)引きの1,399.99ドル(約21万7000円)で販売しています。年末の大型ゲームソフトの発売を見据え、高画質ディスプレイの需要を喚起する方針です。
さらに、Amazonが展開するスマートホームブランド「Ring」も、最新の4K対応ドアベルを180ドル(約2万7900円)に値下げし、家庭用セキュリティ機器の普及を後押しするとしています。
