アメリカの通信会社「USモバイル」は、衛星通信サービス「スターリンク」を活用した新しい通信プランを、月額50ドル(約7750円)未満で提供する方針を発表しました。モバイル通信と家庭用インターネットを組み合わせたサービスで、データ通信量の上限は設けないとしています。
同社のアーメド・ハタックCEOが、インターネット上の掲示板を通じて今後の事業展開について明らかにしました。それによりますと、新しいプランはアメリカ、カナダ、メキシコの主要な通信ネットワークを利用できるモバイル通信と、スターリンクの小型アンテナを用いたインターネット接続を組み合わせたものになるということです。
スターリンクの通信についてはデータ通信量の上限を設けず、月額50ドル(約7750円)未満で提供するとしています。現在、スターリンクが独自に提供している住宅向けの通信プランも月額50ドル(約7750円)となっているため、モバイル通信とセットで利用できる今回のプランは、利用者にとって通信費用を抑えられる仕組みだということです。
ハタックCEOはスターリンクとの提携について、「現在利用できる低軌道衛星の通信網の中で最も優れた選択肢であり、これを採用しないことは利用者に不利益をもたらすことになる」と説明しています。一方で、将来的により優れた衛星通信サービスが登場した場合には、提携先を見直す方針も示しています。
アメリカの通信業界では、これまでに大手通信会社の「Tモバイル」もスターリンクを活用した衛星通信サービスの展開を進めるなど、衛星通信網の利用が広がっています。
USモバイルは、新しいプランの最終的な詳細を4月9日に発表するとしています。
